青年時代に読み始め、少し読んでそのままにしていました。1ケ月前より毎朝読書として第1巻を、読了しました。第1巻は、ドイツライン河畔で生まれた、ジャン・クリストフの青年になるまでの物語。音楽家をめざし、宮廷音楽家となる。おりおりの悩み、友情、恋愛、信仰と誰にでも起こりえることがらが緻密に展開される。第1巻の終りで、恋愛に傷つき、悩んでいるとき、叔父がジャンに語るところを記載してみよう。
「日の出に対して、信心深くなければいけない。1年後のこと、10年後のことを考えてはいけない。今日のことを考えるのだよ。理屈を捨ててしまうがいい。生活に無理をしてはいけない。今日に生きるのだ。その日その日の信心深くしているのだ。その日その日を愛し、尊敬し、花を咲かせるのを邪魔しないことだ。(中略)信心深くありさえすればよい。待つのだよ。お前が善良でないなら、弱いなら、成功していないなら、それでもそのまま満足していなければならない。それに何故、それ以上を望むのか。何故できもしないことをあくせくするのだい? できることをしなければならない。 我がなし得る程度を。」
青年に、こんこんと説く叔父の説得にロマン・ロランのメッセージがありそうだ。(ロマン・ロラン1866-1944 は「ジャン・クリストフ」でノーベル文学賞を受賞した。フランス人。)(10.4.30)
2010年4月30日金曜日
2010年4月8日木曜日
"Let's watch movies "「花のあと」
桜のはなびらが、風に吹かれて飛び流れる時、映画「花のあと」を思います。
監督 中西健二 主演 北川景子 甲本正裕 宮尾俊太郎 原作 藤沢周平
一剣まじえるとき かいなを掴まれた剣士に 恋をした 乙女。
定められた 愚直な 未来の夫との 葛藤と 東北海阪藩にまきおこる不正に厳に対する 二人。
市川雷蔵に 似た 宮尾俊太郎 と 北川景子の静と動
はなびらや 風にながれて 「花のあと」
この一本 おもしろし です。
(梅田ブルグ他公開中です 詳細 「花のあと」公式HPはご参照ください。)
監督 中西健二 主演 北川景子 甲本正裕 宮尾俊太郎 原作 藤沢周平
一剣まじえるとき かいなを掴まれた剣士に 恋をした 乙女。
定められた 愚直な 未来の夫との 葛藤と 東北海阪藩にまきおこる不正に厳に対する 二人。
市川雷蔵に 似た 宮尾俊太郎 と 北川景子の静と動
はなびらや 風にながれて 「花のあと」
この一本 おもしろし です。
(梅田ブルグ他公開中です 詳細 「花のあと」公式HPはご参照ください。)
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