2011年9月5日月曜日
[エッセー]贔屓(ひいき)
「人生を豊かにするのに贔屓をもつことがある。」そんな主旨のことを谷沢永一「人間通」に書かれていた。
私の場合、プロ野球は「日本ハムファイタース」、クラシック音楽は「モーツアルト」
9月4日「日本ハムファイタース」対「オリックスバッファローズ」を京セラドームに見に行った。結果は3-5で日本ハムファイタースが敗れた。最近の球場の変容に驚いた。電光表示で、バッターの経歴が出る。これを見ていると、カーンと音がして打球のいくえを見失う。TVでは、点の観戦だが、左右上下奥行きと立体感があった。シーズン最後まで残り1ケ月、楽天とオリックスの3位争いが熾烈。2位の日本ハムは、優勝目指して、首位ソフトバンクに、挑戦していく。おもしろい9-10月だ。
クラシックは。いろいろと聞く中で、「モーツアルト」。気楽なようで、深い。理屈ではない。こころが充たされる。
「「贔屓」は、自分との約束で、将来かえてもよい。人生を豊かにしてくれるなら、しばられることはない。」と谷沢永一はそのような主旨をいっておられる。だが、当分の間、これらの贔屓はかわらないだろう。(2011年9月5日 中川 昌弘)
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