2012年1月27日金曜日

[エッセー]「いのち を はぐくむ お食事」

先日、新聞に「100歳までサビない生き方」という本の宣伝が出ていました。その中に“「水」の飲みすぎはよくない“との一項がありました。さっそく大手の1-2FあるT書店に行き、店員に問い合わせしました。「しばらく待って下さい。」と端末を操作され、2Fの係員に携帯電話で調査依頼2Fになし、1Fまで探して頂いた。この間、5分。やっと手にとらせて頂いた。一目見て、買わざるをえなかった。(笑い)

 白澤卓二(順天堂大学大学院教授・医学博士)著。30-60歳の女性をターゲットとした本だった。水については、日々、ジュースやお茶などで摂っている程度でよいと書かれていた。(それまでの私の知識は、医学博士等の著書と雑学によって、食事の1時間前に、良質の水を飲む、朝起きて、肌温度のコップ一杯の水、お風呂に入ってコップ一杯、同様・・・)そのおりおりごとに判断したい。年齢とともに、水の飲み方も変わるだろう。こうだとの思い込みはさけたいと思いました。

 「100歳までサビない生き方」の一部を紹介しましょう。

 食事については、食材の色を注意して、からフルにとる。野菜をべースにミソ・しょうゆ・キムチなどの醗酵食品を摂る(肉・魚も必要)。朝食は必ず摂る。昼は20分、夜は30分かけて、良くかんで食べる。その他・・・・食べることに注意してインナーからビューティーをつくる。免疫力をつくるポイントは整腸であること、(いらない用済みのものを排出して、おなかの中をすっきりさせておく)等々101のポイントがわかりやすく述べられています。

 現在、注意深く摂っていますのは、良質のヨーグルト、キムチ、納豆、プルーン、ひじき、少量のナッツ類、酢のもの、鮭、じゃこ等一物全体食などで、ベースはカラフルな野菜。コーヒー・お茶(プーアール)もひんぱんに飲んでいます。

 前回レポートの多胡輝さんの本では「まごわやさしい」 「ま(マメ)」「ご(ごま)」「わ(わかめ)」「や(野菜)」「さ(魚)」「し(しいたけ)」「い(いも)」がよいと紹介されていました。

 食が人間を創る、究極は整腸が免疫力をつくるわけでして、よく考えて日々の食材を選び、よくかんでいただきたいと思っています。そしたのちに、生かされるいのちを精一杯生きていきたいものと願っています (2012.1.27 中川 昌弘)

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