2008年3月8日土曜日

すいた森のサポーター「ザゼンソウ&春芽」観察会


 吹田市環境部地球環境課(企画運営:NPO SELF)がSGC6期生とNPO SELFのメンバーに参加を募った、琵琶湖北西の滋賀県高島市今津にある吹田市の水源の一部として森を大切にしょうと企画された「森のサポーター」活動07年度最後の行事である表記観察会に3月7日参加しました。2005年、SGC(Suita Green College)4期生在学中より、一度は「森のサポーター」活動に参加してみたいと思っていました。

 「森のサポーター」活動は、すいたの水源の一つとされる琵琶湖に流入する水源地として設定され、NPO SELFが4年来、木歩道を作ってきて、07年に完成し「すいすい歩道」と公募され命名されています。(写真:中央の小山周辺の道・・・吹田市立少年自然の家の職員が我々の為に雪をかきだしていただいていた。)今回は9時マイクロバスで吹田市役所を出発し、目的地近くの湿地に群生するザゼンソウの観察と、今津の「吹田市立少年自然の家」での簡単な入所式を終え、水源の観察をしました。

 雪の中、長靴を履いて、人生をさまざまに経験した人たちが、ザックザックと1列縦隊で先人の作った、木歩道を歩く中、都会人がこの場所でこれから未来に向かう子供たちのために、骨折りした、あるいは骨折りしたのだな、とそれぞれ、かかわりあいに応じて思ったことでしょう。次に近辺の樹木の春(冬)芽観察がSELFみどり組M・N・T氏の説明により行われました。

 雪の積もる「すいた森の水源」の近くの8本の樹木(トチノキ、コブシ、オニグルミ、エゴノキ、ノリウツギ、ハンノキ、クヌギ、クマシデ)の春(冬)芽を観るべく案内者の用意いただいたレジュメとサンプルを木々を見回りながら、見本を手に取り、ルーペで観察するものでした。3月にSGCを卒業し参加された6期生の方々とも何かしら心の交流が出来たように思いました。

 樹木の春(冬)芽がいずれ育ち、花となり葉となり、あるいは葉であつた痕跡を残していく不可思議を学びました。17時5分吹田市役所にバスは帰着しました。心地よい疲労を感じ、貴重な一日を過ごすことができ、実行に携わった関係者の皆様のご努力に敬意と感謝を申し上げます。(WELL BE)

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