2008年3月19日水曜日

人間の力を信じた神戸沖埋立ゴミ等処分場

08年3月18日(火)、NPO SELFもったいない組主催で、大阪湾フェニックス計画(大阪湾圏広域処理場整備事業)の一環である神戸沖埋立ゴミ等処分場の見学会があった。神戸六甲アイランドの沖合にほぼ長方形547m x 1576mの区画に護岸を築き平成12年より、近隣地方自治体で発生する、ゴミの焼却後の残りを毎日、10tトラックにして800台分の8,000tを埋め立てている。15mの水深があったが現在、約5mとなり、計画投棄容量1500万m3の約53%が埋まり、平成33年までのゴミの残存物を投棄することが出来る。


 阪神電鉄大石駅を南に徒歩15分ほど下った岸壁の近くに兵庫建設事務所があった。20名ほどの一行は2階で一通り説明を受けた後、ランチに乗り、神戸空港を西に見て、ゴミ処分人工島に到着、ダンプカーやシャベルカーや小船で処分ゴミを投棄する様を係員の説明を聞きながら見学した。当日は、関西TVが取材に同行した。

 海上処分場を見た瞬間、宇宙は自己を観察するために人間を創り出したという学説が脳裏をかすめた。この広大な作業を考案した人達だったら、宇宙を観察せよとの宇宙創造主からの要請に応えられるに違いないと。人間の無限の可能性を感じると同時に、毎日1人平均1,100grの生ゴミを出し(うち、60%が包装資材)、市町村の第一次処分場で約10%、110grとされてここに運びこまれる処理済みゴミを、半減できる知恵・方策・技術が未来に向かって生み出されることを期待します。


 人間が生きていく限り、廃棄物が出る、これを地球内で処理する限り、人間社会は存続する。

 3月20日(木)関西TV18:15ころより見学の内容は20分前後放映される予定です。見学の感動の余韻が残っています。VTR録画をとる予定です。

 神戸沖埋立ゴミ等処分場見学会を計画されたNPO SELFもったいない組関係者に厚くお礼申し上げます。(WELL BE)

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