2008年7月31日木曜日

映画「いまここにある風景」を観ました

 中国の現状をすさまじくも描かれていました。カナダ映画です。
原料は世界からやってきて、世界の工場として組み立てているエンドレスな風景。
三峡ダムのとてつもない大きさ09年完成。かって、万里の長城をつくったエネルギーがここにあります。

電機ゴミ集積と金属の拾い取り、油のたれながしをはじめとした土壌の徹底的な環境破壊怖い国である。北京オリンピックと四川大地震のダメージも併せて中国は史上初めての試練の中にいるのだろう。
世界を考えるための注目の一作。テアトル梅田で08.8.15まて。(WELL BE)

2008年7月25日金曜日

眼の健康法を実行しています

 所属した企業の年金基金の夏号が送られてきました。その中で、T氏がすこやかライフの一つとして、「眼の健康法」をなさっているとの記事に眼を留めました。現役時代にT氏に直接指導を受けたことがあります。左右上下斜め上下、反対側の斜め上下、各々を顔を動かさずに見ます。またくるくると右から上、左、下とぐるっと眼を回します。反対方向も眼を回します。視力が向上するそうです。

 先日新聞記事で、片目を明け1点凝視する。今度は反対側の片目も同じところを1点凝視すると眼がよくなるとのことでした。

 以上に触発されこのところ毎日、両目で各方位を見つめる、眼を廻す、反対側も廻す。1点緑の葉を片目で凝視する、反対側も同様にする。気がつくと実行していますが朝に実行することが多いです。少しは視力が回復することでしょう!?ご参考下さい。(WELL BE)

2008年7月13日日曜日

池上正治著「中国四千年の自力強壮法」を読んで(2/2)

 身近な食べ物のエッセンス、2回目です。
[膀胱を利(とお)す]・・・セロリ(膀胱炎や排尿痛にすりつぶして飲む)、豆乳
[腎を養う]・・・トリ肉(ビタミンA、手羽にコラーゲンたっぷり)、ナマコ、エビ
[胆を壮んに]・・・牡蠣、ユリ、キュウリ
[肝を平らかに]・・・セロリ、レタス,ピーマン
[脳を健やかに]・・・ニンジン、レンコン

 腎臓でろ過された尿が400mL-600mL膀胱に一時ためられる。腎臓は年とともに衰える。その表れは髪の毛が白くなることで知る。膀胱の出口は筋肉でくくられている。胆嚢は肝臓で作られた胆汁をためる。肝臓は人体の一大化学工場です。脳は未知の部分が残っている指令所です。

 本書は、中国4000年の知恵から導かれた、漢方薬の説明が主であるが、身近な食べ物のみを抜粋記載しました。興味のある方は、一読くだたく、とりあえずエッセンス、豆乳、ニラ、ニンジン、レンコン、鶏・羊肉、トマト、豆・・・参考下さい。(WELL BE)

2008年7月11日金曜日

池上正治著「中国四千年の自力強壮法」を読んで(1/2)

 当書は、陰陽五行にうらずけられた五臓(肺臓、脾臓、心臓、腎臓、肝臓)六腑(大腸、胃、小腸、膀胱、三焦、胆嚢)の解説と、漢方薬の説明が中心となっているが、身近な食べ物のエッセンスを2回に分けて記します。

「清」・・・「清める」冬瓜、メロン、豆乳(大豆は豊富な植物性蛋白質の宝庫である以外にサポニン[浄血]、カルシゥム[精神安定]を豊富に含む)
「健」・・・ニラ<ベーターカロチン>、トマト<リコピン・・・加熱するとよく吸収される>、酢<食欲を増す>、プ・アール茶<健胃の薬効>、ビールや酒<食欲増進・・適量>
[通]・・・[潤腸、通便、通腸]アボガド・バナナ、アーモンド・クルミ・ゴマ
[健]・・・ニラ、イモ、マメ(インゲン・ソラマメ、エンドウ)、カボチャ、レンコン
[安]・・・羊肉(マトン・・抗酸化、抗老化、抗ガン)中国の諺「羊肉を食べれば体があたたまる。」

 口・鼻から清らかな「気」(酸素)を吸って縮めて降下させる。「はりのある」声を出したい。にごった「気」(炭酸ガス)を外に出す。肺は意識して深呼吸など膨らませる。腹式呼吸で「気」酸素を取り込み、口からゆっくりといらない「気」炭酸ガスを出したい。「肺は水行をつかさどる」

 胃気壮んであれば、五臓六腑は皆さかんとなる。胃は消化吸収のはじめ。一日に分泌される胃液の量は2.5リットル。食べれなければ人間は駄目である。「胃は水穀の海」

 胃からの水穀を受けて小腸6メートル強、大腸2メートル弱、消化吸収の部門として食べ物を吸収排出準備しながら通過させる、通じなければ困るところである。

 脾はリンパ組織のかたまり、血液の貯蔵と循環、人体の防衛をするところ。

 心臓は血液のポンプで、8の字をした立体交差点。1日9キロリットル(ドラム缶40本分)の血液を送り出す。(つづく。もの言わぬこれらの五臓六腑に感謝したい。そして、慈しみたい。WELL BE)