酒井充子監督の「台湾人生」を十三芸術劇場で観ました。台湾が日本の植民地であったころに教育を受けて日本語をしゃべる台湾人と高砂族の人々へのインター式ビュードキュメンタリー映画でした。戦中は日本人に差別され、(成績良でも、2番どまり)、戦後は蒋介石軍に差別され、それでも小さい頃にたたきつけられた日本精神を持ち、出演する人は日本を懐かしんでいました。その一人が、日本人として死と向き合い戦って、戦後、日本に捨てられて、生きてきたが、日本政府に「ご苦労様でした。」の一言が是非欲しい、との痛切な一言が心に残りました。おりしも、民主党政権が日本に誕生しましたが、官僚的でない日本政府としての反省とねぎらいの弁を、かっての植民地の人々に語りかけて欲しいと思いました。
妻の友人が台湾に住んでいて、その友人に美空ひばりの大好きな日本びいきの人がいました。そのことを懐かしく思い出しました。
劇場でかってのサラリーマン時代の友人O氏に出会いました。「台湾人生」は不思議なご縁をもっている映画のようです。(WELL BE)
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