公園等の樹木の木札を見て、樹木の名を確認するようにしている。
植物図鑑 林 将之著「葉で見わける樹木」を持ち、その場で、葉と幹で樹木を調べていく。だんだんとわかってくるが、中々、樹木特定できない。最近、サンワみどり基金発行の「樹の本」のコメントを参考として標本を作っている。葉っぱを切り取り、ティッシュたでくるみ、自宅に帰って、水洗いして、よく拭いてティッシュでくるんで本の間にはさむ。2-3日で押し葉となる。そこでA4の紙に、葉の部分を細い紙で支え、貼り付けて、科名、属名、樹形、原産地、特徴等々を資料で調べて、付記して樹木葉っぱのシートとしている。
しだいに、積み重なると、樹木に対する愛着が出てきます。地域を散策しながら、樹木からオーラをいただいています。
村田喜代子さんの朝鮮からの陶工たちの望郷の念を綴った「百年佳約」という本で、「木婚」という、未婚の女性が、雌雄異株の雄の木を選び、髪の毛を3本、木の根に植えて、木の霊と結ばれる。30日間、誰とも会わず、一言も話せず、過ごし、30日後に人間と結婚するという「木婚」という儀式が古い朝鮮であったと書かれていました。日本でも、古来、神木としてあがめられてきた樹も多い。樹木との交流は、古くも、また新しい。未来につながっている。
吹田の関西大学の正門前にあるクスノキの大樹にあうため、先日、友人を誘った。「吹田に幹まわり2メートル以上の大木、30本のうち23本がクスノキ」といいますと「高さ1.3メトルのところでの幹まわりで、全国レベルの大木は幹まわり3メートル」と教えていただいた。
クスノキは大きく、堂々としていた。樹木と触れ合いながら、緑陰の下で友人との友好を深めた。(2011.5.29 中川 昌弘)
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