「マーガレット・サッチャー」(鉄の女の涙)監督: フィリダ・ロイド メリル・ストリープがサッチャーさんの中年、老年を演じアカデミー主演女優賞を獲得。
食料品店の娘に生まれた、マーガレット・サッチャーさんはオクスフォード大学を卒業し、よき伴侶を得て、首相に成り上がる。
フォークランド゛紛争では、決然と戦いを指示し、英軍艦が沈められ300余の人々がなくなったところでは、観るものがサッチャーさんと一体化して、悲しみをこらえる自分を発見して驚くほど入魂の演技。
イギリス議会の与野党の論戦に2党による民主主義の真髄を見る思い。通貨もユーロー一本化に反対し、ポンドを残したのは、現時点で見るとサッチャーさんの慧眼による。日本にもそろそろ女性首相の登場がまたれるように思える。男女を問わず「鉄の人」が求められていることを痛感する。
10年、首相の座にあり、引退し、現在は精魂使いすぎたのだろう、レーガンさんも然りであった。認知症しなっておられる。人間として、尊敬できる。そのこわもてのさまをメリル・ストリープが好演。東宝シネマコンプレックス他で上演中。2011年イギリス映画(☆☆☆☆1/2)
0 件のコメント:
コメントを投稿