イ・ヒョンスン監督「青い塩」(2011年韓国映画)を梅田ブルグで観ました。
実に爽快感溢れるスカッとしたまるでフランス映画をみたようなそんな映画でした。
元ヤクザの幹部ドゥホンと カレの監視を命ぜられた若い娘、セビンを結ぶのが、「料理」。
2人は料理を港町プサンで習っている。
ヤクザの抗争はソウルにとぶ。友人の死をドゥホンのしわざと思い込んだセビンはドゥホンの暗殺をかってでる。2人はソウルの高層ビルで向き合う。
愛・サランは赤もあれば紫もある。青もある。とドゥホンは部下に語る。
人生の大事な3つのキーワード①富②塩とそしてもう一つ。
この映画の題名「青い」と「塩」が料理の味付け、プサンの塩田少しづつ現れてくる。観客は3つのキーワードや題名に隠れた意味を追いながら、プサンとソウルの夜景を楽しむことが出来る。ことし2月ソウルを訪れていたのでなお更、ソウルのビル街に親しみが湧いた。
結論は見て確認して欲しい。
韓国の人は芸術の表出に長けているようだ。青い海、直裁でない愛の表現は人情の近さを感ぜられて美しい。(☆☆☆☆)(2012.3.31中川 昌弘)
0 件のコメント:
コメントを投稿