08.4.24(木)販路マッチングナビゲート第40回商品プレゼン会で㈱ワンネット 似顔絵サービス「マイピク」の話を聞いてきました。おもしろそうな商材です。㈱ワンネットHP
2つのサービス①「マイピク・スマイル」②「ハッピィ・スマイル」をナビゲーターとして企業に紹介できそうです。
①「マイピク・スマイル」写真をメイルで送れば、およそ1Week程度で約400名のイラストレーターの似顔絵集より好みのスタイルを選択して注文できる。法人向け1人分5250円(消費税込み)で名刺・販促ツール等に利用できる。[個人対象は1575円(同)]
②「ハッピィ・スマイル」企業が、得意先や消費者に広告媒体としてプレゼントする仕組み。飲料メーカーで例を示せば、会社の宣伝したい飲料水をプレゼントする相手に持ってもらって①のような似顔絵を消費者や販売者にプレゼントする方法があります。この場合、消費者や販売者が自分のイラストのついた似顔絵に商品を持ってもらって、さまざまに使うと宣伝効果がでてきます。
おもしろい企画商品なので、詳しい説明会を5月初・中旬に聞くこととしました。
詳細は後日のBLOGでお知らせしましょう。(WELL BE)
2008年4月26日土曜日
2008年4月20日日曜日
大阪市立科学館プラネタリウムの感動
4月19日、肥後橋西の大阪市立科学館のプラネタリウムを観ました。世界で5番目に大きいドームとのこと。臨場感のある解説(録音声でなく、この場で説明されている)を受けながら40分間、星の世界に酔いました。
全天に夜がやってきました。大阪の東西南北が画面下に写し出され、太陽が沈み、月があがってきました。恒星(北斗七星、ふたご座、獅子座他)と惑星(火星と土星)が南と真上の空に輝いています。より暗くすると満点に星がまたたき、思わずウワーッと声が出そうです。
宇宙の創生から銀河や星星の誕生の仕組みが「BLOG小説 博士の愛している宇宙」にありましたように、更に詳しく、専門的な映像で示され迫力がありました。
特に、およそ2000億個の恒星で構成される銀河たちが数千億個ある!! 様が奥行きのある映像で果てしない宇宙に思いを馳せました。
家に帰って後、寝床で、キラキラ光る星と共に眠りにつきました。
春の夜の 部屋万天に 星が満つ(WELL BE おそまつでした)
―08.7.18展示場リニューアルオープン 5/7-7/17同展示場は休館、プラネタリウムは開場
全天に夜がやってきました。大阪の東西南北が画面下に写し出され、太陽が沈み、月があがってきました。恒星(北斗七星、ふたご座、獅子座他)と惑星(火星と土星)が南と真上の空に輝いています。より暗くすると満点に星がまたたき、思わずウワーッと声が出そうです。
宇宙の創生から銀河や星星の誕生の仕組みが「BLOG小説 博士の愛している宇宙」にありましたように、更に詳しく、専門的な映像で示され迫力がありました。
特に、およそ2000億個の恒星で構成される銀河たちが数千億個ある!! 様が奥行きのある映像で果てしない宇宙に思いを馳せました。
家に帰って後、寝床で、キラキラ光る星と共に眠りにつきました。
春の夜の 部屋万天に 星が満つ(WELL BE おそまつでした)
―08.7.18展示場リニューアルオープン 5/7-7/17同展示場は休館、プラネタリウムは開場
2008年4月11日金曜日
映画「かもめ食堂」を観て
北欧の国、フィンランドのヘルシンキにコーヒー、パン、おにぎりやシャケ定食などのメニューをもつ「かもめ食堂」を経営する女性たちの物語。群ようこ原作、監督荻上直子 主演小林聡美 助演片桐はいり, もたいまさこ 2006年製作。
何故、舞台がフィンランドなの=森と湖の国だから。魚を好んでいるから共通点あるかも。
「かもめ食堂」の椅子、テーブルは木を基調としている。食器も白をベースとして大振りでシンプル。お店の雰囲気は通りからガラス越しに見えいたってシンプル。何ゆえかフィンランドのヘルシンキに来ている日本人女性経営者は、プールに通い、合気道を自宅で練習する。最初の内は食堂に人が入らず、多少はらはらさせられるが、助演者のユニークなユーモアのある2人の登場で次第に人が通ってくるようになる。フィンランド人も数人登場する。日本オタクの若者、コーヒー通の一人の男性、3人連れの熟年女性、中年夫婦。それぞれが「かもめ食堂」にきて、コーヒーやパン、シャケ定食などを食べている。北欧家具の席に座ってコーヒーを飲んだり、日本式定食を食べたりする風景の中の自然で好ましい雰囲気に、いやしがあるようである。
ともかくも、観ての感想は「さわやかたった。」の一言。千里中央セルシーシアター、観ました。(WELL BE)
2008年4月4日金曜日
[小説] 博士の愛している宇宙(3/3)-地球に人類の登場-
W B 900-1000万年前、アフリカで霊長類がゴリラと猿人に別れ始めたと新聞にでていました。
博士 そういう説が最近いわれているのは確かだね。木から地上へおり2足歩行を始めた。2本の手が歩行から解放されて、自由となり脳が発達していく。4-500万年前には、原人として、体は毛で覆われていたがアフリカ大陸の東部に大地溝帯があり、一説によるとそこにできた湖になじんでいた一族から毛がなくなっていって人の原形が誕生したともいう説がある。結局、食糧を求めてアフリカから世界へ拡散していく。何種もの旧人が生まれるが、淘汰されていって、20-40万年前ぐらい前の新人を祖先として現在の人類が生まれたと考えられるのだよ。人類の化石がアフリカから沢山発見されており、アフリカ生まれという説は動かない。
W B 137億年前の宇宙のビッグバンから太陽系の元の星の誕生とその消滅の過程から、46億年前に超新星として太陽が生まれました。同時に惑星として地球が誕生し、ずっと時代が下って4億年前に大気中に21%の酸素が充たされました。7-8000万年前に哺乳類が生まれ、その哺乳類の一つの人類の原形が1000万年前に猿から分離し始め、ごくごく数十万年前に新人類が出現し、紀元前3000年~紀元前後にかけて、エジプト・ギリシャ・ローマ・メソポタミヤ・インド・中国の古代文明が栄え、ここ200年ほど前に近代文明をおこし、宇宙の原理を解明している現代が、必然にやってきたと思えば、すっきりしますね。
博士 宇宙がビッグバンの後、気の遠くなるような137億年を経て、地球に人間がいることは、はじめに言ったように、偶然ではないのだと思っている。不可思議なことだよ。物理の方程式が一つ違っていても生命は生まれていない。また、年代のとらえ方だが、文明が生まれて約5000年だよね。地球が生まれて4捨5入すれば50億年だよね。100万年を1年とカウントすれば5000年だよね。何千万年~億年前を100万年単位で何年?とカウントすれば理解しやすいよ。
W B 100万年かあ、それも気の遠くなるような単位ですね。わかりました。結局、宇宙創造主が自己の観察のために太陽と地球と人間をつくったのだと思うほうがハッピーですね。
博士 およそ20年前、欧米の科学者の一部は宇宙創造主説を神の問題としていっており、日本ではニュアンスは違うが、元神奈川大学の学長の桜井邦朋さん(1933~)がこの説を推進している。私は、桜井さんに同感してこの説を信じているのだよ。わしは、それが正しいと思っている。銀河系宇宙は2000億個の星がある。その一つに太陽があり、その惑星に地球があり、人が住み、科学を発達させて宇宙のことがわかるようになってきた。銀河系以外にアンドロメダ星雲他3000億個の島宇宙があることが想定されている。これからいろんなことがわかってこよう。よく晴れた日の夜空を見上げれば、過去に光を放った銀河系の星を見ていることになる。銀河系以外の星雲や星団は高性能天体望遠鏡、ハッブル宇宙望遠鏡や電波・X線等特殊望遠鏡でしか発見できない。勿論目には見ることができないが、しだいに明らかになる宇宙を思い描くことは、果てしないロマンがあり素晴らしいことだと思う。
W B 今日はよい勉強をさせていただきました。
WELL BE君は、宇宙には意思があるという説に共鳴し、「宇宙」をこよなく愛しているお茶の湯博士のことを、うれしく思って、那庭大学を後にした。 (終)
博士 そういう説が最近いわれているのは確かだね。木から地上へおり2足歩行を始めた。2本の手が歩行から解放されて、自由となり脳が発達していく。4-500万年前には、原人として、体は毛で覆われていたがアフリカ大陸の東部に大地溝帯があり、一説によるとそこにできた湖になじんでいた一族から毛がなくなっていって人の原形が誕生したともいう説がある。結局、食糧を求めてアフリカから世界へ拡散していく。何種もの旧人が生まれるが、淘汰されていって、20-40万年前ぐらい前の新人を祖先として現在の人類が生まれたと考えられるのだよ。人類の化石がアフリカから沢山発見されており、アフリカ生まれという説は動かない。
W B 137億年前の宇宙のビッグバンから太陽系の元の星の誕生とその消滅の過程から、46億年前に超新星として太陽が生まれました。同時に惑星として地球が誕生し、ずっと時代が下って4億年前に大気中に21%の酸素が充たされました。7-8000万年前に哺乳類が生まれ、その哺乳類の一つの人類の原形が1000万年前に猿から分離し始め、ごくごく数十万年前に新人類が出現し、紀元前3000年~紀元前後にかけて、エジプト・ギリシャ・ローマ・メソポタミヤ・インド・中国の古代文明が栄え、ここ200年ほど前に近代文明をおこし、宇宙の原理を解明している現代が、必然にやってきたと思えば、すっきりしますね。
博士 宇宙がビッグバンの後、気の遠くなるような137億年を経て、地球に人間がいることは、はじめに言ったように、偶然ではないのだと思っている。不可思議なことだよ。物理の方程式が一つ違っていても生命は生まれていない。また、年代のとらえ方だが、文明が生まれて約5000年だよね。地球が生まれて4捨5入すれば50億年だよね。100万年を1年とカウントすれば5000年だよね。何千万年~億年前を100万年単位で何年?とカウントすれば理解しやすいよ。
W B 100万年かあ、それも気の遠くなるような単位ですね。わかりました。結局、宇宙創造主が自己の観察のために太陽と地球と人間をつくったのだと思うほうがハッピーですね。
博士 およそ20年前、欧米の科学者の一部は宇宙創造主説を神の問題としていっており、日本ではニュアンスは違うが、元神奈川大学の学長の桜井邦朋さん(1933~)がこの説を推進している。私は、桜井さんに同感してこの説を信じているのだよ。わしは、それが正しいと思っている。銀河系宇宙は2000億個の星がある。その一つに太陽があり、その惑星に地球があり、人が住み、科学を発達させて宇宙のことがわかるようになってきた。銀河系以外にアンドロメダ星雲他3000億個の島宇宙があることが想定されている。これからいろんなことがわかってこよう。よく晴れた日の夜空を見上げれば、過去に光を放った銀河系の星を見ていることになる。銀河系以外の星雲や星団は高性能天体望遠鏡、ハッブル宇宙望遠鏡や電波・X線等特殊望遠鏡でしか発見できない。勿論目には見ることができないが、しだいに明らかになる宇宙を思い描くことは、果てしないロマンがあり素晴らしいことだと思う。
W B 今日はよい勉強をさせていただきました。
WELL BE君は、宇宙には意思があるという説に共鳴し、「宇宙」をこよなく愛しているお茶の湯博士のことを、うれしく思って、那庭大学を後にした。 (終)
2008年4月3日木曜日
[小説] 博士の愛している宇宙(2/3)-地球に生命の出現-
W B いつごろ植物や生物は生まれたのですか?
博士 海にはアメーバーや細菌が30億年前に存在していたが、10億年前、菌類の遺伝子が爆発的に誕生している。約6億年前、突然変異によって緑藻などの植物が生まれている。光とCO2で酸素を生む光合成作用で酸素を海中に充たし、やがて空中に酸素がとけだしていく。生物では海の生き物として約6億年前の化石に三葉虫がある、くらげや、魚の原型も生まれている。陸上は赤ちゃけた岩山が続いていた。鉄も酸化され海に沈殿し、後の人間が利用することになるのだよ。海は生命の母なのだ。
W B オゾン層はよい影響を与えたようですね。
博士 その通り。約4億年前、先ほどもいったが、オゾン層が紫外線をさえぎり、植物が徐々に上陸すると、5億年前ころに生まれた昆虫類が海中より植物を追うように地上に進出する。ひれの発達した総鰭(き)類の魚から両生類(呼吸はエラから肺へ)が出現し、多くの動物が新しい世界に進出したのだよ。
W B 植物はどうなったのですか?
博士 陸上の植物は大型化し、植生の領域を拡大していったのじゃ。3億数千
万年前の石炭紀には巨木が発生し、大森林が形成されたのじゃ。後に、石炭、動物の屍骸等も含めて石油になり、現代の人間に掘り起こされ、エネルギー源 となっているのはご承知の通り。大陸は、ゴンドワナ、ローレンシァなど6つの大陸が合体し超大陸パンゲアができる。地球の半分を覆っていた。2.5億年前、超大陸パンゲアを構成するゴンドワナ大陸の氷河が溶け出した。氷河時代は陸地の1/3が氷に覆われていた
W B へえー、現在、温暖化がさけばれていますが、大きなスケールでみないといけないようですね。寒い期間もあり、暖かい期間もあり繰り返していたのですね。
博士 その通り。パンゲア超大陸は、1年に約10cmづつ分裂してゆき、2.5億年かかって現在の5大陸となっていく。その間、大きな寒期と暖期の期間もくりかえしていく。生物は過去7億年間に9回、大量絶滅した。恐竜は約1.6億年間、繁栄したが、6500万年前に絶滅した。
W B 科学雑誌で読んだことがありますが、メキシコのユカタン半島付近に直径10kmの小惑星か彗星が秒速30kmの速さで衝突して、大地震がおこり、粉塵が太陽の光を何ケ月にもわたってさえぎって、世界はまっくらとなり、植物が育たず、食べ物も無くなって恐竜が絶滅したということですが、6500万年前とのことでした。7-8000万年前、人間の前身にあたる哺乳類がねずみのような小さな体で、恐竜と共生していたとも本に書いていました。
博士 そうだよ。その恐竜が絶滅する暗黒の時代でも、ほそぼそと哺乳類の祖先は生き残っていったのだよ。では人間は何万年前に生まれたのかな?(続く)
博士 海にはアメーバーや細菌が30億年前に存在していたが、10億年前、菌類の遺伝子が爆発的に誕生している。約6億年前、突然変異によって緑藻などの植物が生まれている。光とCO2で酸素を生む光合成作用で酸素を海中に充たし、やがて空中に酸素がとけだしていく。生物では海の生き物として約6億年前の化石に三葉虫がある、くらげや、魚の原型も生まれている。陸上は赤ちゃけた岩山が続いていた。鉄も酸化され海に沈殿し、後の人間が利用することになるのだよ。海は生命の母なのだ。
W B オゾン層はよい影響を与えたようですね。
博士 その通り。約4億年前、先ほどもいったが、オゾン層が紫外線をさえぎり、植物が徐々に上陸すると、5億年前ころに生まれた昆虫類が海中より植物を追うように地上に進出する。ひれの発達した総鰭(き)類の魚から両生類(呼吸はエラから肺へ)が出現し、多くの動物が新しい世界に進出したのだよ。
W B 植物はどうなったのですか?
博士 陸上の植物は大型化し、植生の領域を拡大していったのじゃ。3億数千
万年前の石炭紀には巨木が発生し、大森林が形成されたのじゃ。後に、石炭、動物の屍骸等も含めて石油になり、現代の人間に掘り起こされ、エネルギー源 となっているのはご承知の通り。大陸は、ゴンドワナ、ローレンシァなど6つの大陸が合体し超大陸パンゲアができる。地球の半分を覆っていた。2.5億年前、超大陸パンゲアを構成するゴンドワナ大陸の氷河が溶け出した。氷河時代は陸地の1/3が氷に覆われていた
W B へえー、現在、温暖化がさけばれていますが、大きなスケールでみないといけないようですね。寒い期間もあり、暖かい期間もあり繰り返していたのですね。
博士 その通り。パンゲア超大陸は、1年に約10cmづつ分裂してゆき、2.5億年かかって現在の5大陸となっていく。その間、大きな寒期と暖期の期間もくりかえしていく。生物は過去7億年間に9回、大量絶滅した。恐竜は約1.6億年間、繁栄したが、6500万年前に絶滅した。
W B 科学雑誌で読んだことがありますが、メキシコのユカタン半島付近に直径10kmの小惑星か彗星が秒速30kmの速さで衝突して、大地震がおこり、粉塵が太陽の光を何ケ月にもわたってさえぎって、世界はまっくらとなり、植物が育たず、食べ物も無くなって恐竜が絶滅したということですが、6500万年前とのことでした。7-8000万年前、人間の前身にあたる哺乳類がねずみのような小さな体で、恐竜と共生していたとも本に書いていました。
博士 そうだよ。その恐竜が絶滅する暗黒の時代でも、ほそぼそと哺乳類の祖先は生き残っていったのだよ。では人間は何万年前に生まれたのかな?(続く)
2008年4月1日火曜日
[小説] 博士の愛している宇宙(1/3)-地球の黎明期-
ある晴れた日、那庭大学で、WELL BE(W B)君は同大名誉教授お茶の湯博士より「宇宙の話」を聞いた。
W B 宇宙はビッグバンで始まってどのくらい経ちますか?
博士 137億年だよ、WB君。
W B 何故、宇宙は始まったのですか?
博士 そこんところだ。宇宙創造主がいて、宇宙を創ったのだ。
W B 宇宙創造主?では創造主の意図は何だったのですか?
博士 やむにやまれぬエネルギーの発露だったというべきだろうね。
W B 太陽系が生まれたのはどのような経緯ですか?
博士 ビッグバンの後、超高熱の中、ガス空間から星雲過程を経て、それはそれは長い時間をおいて幾多の星ができた。その一つが太陽の元の星だったのだ。元の星は数十億年経ち、爆発した。再び、ガスとちりが残った。ぐるぐるとまわるガスとちりの星雲の中心が太陽となり、廻っていた星雲が次第にかたまって今の惑星になったのだよ。
W B 地球にだけ生命が育ちましたが、不思議なことですね。
博士 そこだ。宇宙の創造主は自らの状態をチェックして記録させるため、地球を、後に人類を創った。地球と太陽との距離は約1.5億kmあり、それより短くても、長くても生命は生まれなかった。
W B 地球ができて46億年と聞いています。
博士 そう。よく知っているね。はじめの数億年は、微惑星が地球に衝突して衝突時は16,000度となった。衝突のエネルギーはやがて大気を創りだしたのだよ。地球は水蒸気とCO2やメタン等のガスで覆われていたのだ。地球は数百気圧の大気によって温室効果が生まれ、地球全表面が溶岩で覆われるマグマオーシャンの時代であつた。その後、40億年前まで続く。
W B 徐々に冷えてきたのでしょうか?
博士 そうだ。それでも1300度の地表は、来る日も来る日も雨・豪雨、正に天地創造の時代だったのだ。地球表面は次第に冷えていき、CO2が中心の大気となっていったのですぞ。このCO2もやがて、冷えた海に吸収されていった。
W B それはいつごろまで続きますか
博士 40億年前から35億年前のころだ。このころ核に核膜のない単細胞生命が生まれている。真核生物になるのにさらに20億年ほどかかっている。海の存在が物質から生命への飛躍が可能となったのだが、最初は酸素はなかった。
静かな浅瀬で太陽と水中のCO2からエネルギーを創る「光合成」により藍藻コロニー・ストロマトライトの表面に密集した藍藻類が酸素を生み出していったのだよ。徐々に酸素は増えていき、今から10億年前に急速に酸素は増加する。0.0001%しかなかった20-25億年前の酸素は4億年前には現在のレベルの21%に達している。酸素は成層圏にオゾン層を創りだし、太陽の紫外線を防ぎ、海で生まれた生命は、陸上への進出をはたしていくのだよ。(続く)
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