2009年4月29日水曜日

クリント・イーストウッド監督主演の映画「グラン・トリノ」観ました。

 老人の一徹な風貌に隠された朝鮮戦争での殺戮の記憶を心の痛みとして、かっての名車フォード社製愛車グラン・トリノを心の糧に人生の結末に向かってベトナム戦争にアメリカ軍と共に戦ったモン族の人々をからめたストーリーが展開されるクリント・イーストウッドの監督主演の秀作でした。

・ 老人のフォード社グラン・トリノとトヨタ車ディーラーの息子の車対比で世の中の様変わりをそれとなくアピール
・ かってのこころの傷にさいなまれる老人と現実を生きる息子たちの相容れないこころの対比
・ ラオス・ベトナム・タイの境界に住んでいた盟友モン族の移住してきた青年の人生のスタートの支援と、老人の人生のエンディングに向かう対比と感動的な結末(ここに記すことはできません)

 俳優兼監督の78歳のクリント・イーストウッドはエネルギーあふれ、全ての人の励みとなる方です。すばらしい映画をありがとう。一見をお勧めします。(WELL BE)

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