「FREEDOM!」
13世紀末イングランドにとらえられて拷問の刑で死ぬ前に国王に慈悲を請えば安楽死させる、という獄吏の言葉をさえぎって、民衆に叫んだアイルランドの英雄ウイリアム・ウォーレスの言葉(メル・ギブソン監督主演「ブレイブハート」68回アカデミー賞6部門受賞映画より)
ボランティアの6名の方々と年6回の最終日としてH23.2.19江坂大池小サタデースクール昔遊びコーナーに同校1-6年40人ほどの児童に「ヘソヒコウキ」の折りかたを教え、各々好きな絵を翼に書いていただいた後、児童で飛ばし競争をしました。
最高の人は10メートルまで飛ばしました。飛ばない子に「飛行機修理」をと、ボランティアの方に言われ、とまどいました。「ヒコウキは左右対称、翼が曲がっているよ。ここをこう改良すれば飛ぶよ」といって、修理?した飛行機をやさしく飛ばしてみると、うまく飛び、ほっとしたのです。参加の生徒も楽しんでいました。
紙ヒコウキはH22年5月、万博公園で休日に紙ヒコウキを飛ばしている堀川先生に北千里の吹田自然体験交流センターでヘソ・イカなど数種、教えて頂き、紙飛行機デザイン工房 長松康男氏の「とってもよく飛ぶ紙飛行機」という2冊の本で学びました。
別にNPOでも児童の環境教育に参加していますが、組織的に動きます。リーダーがいて、命令があり、復命があり仕事がなされます。今回のサタデースクールは、応援いただくボランティアも自発的で出欠をとるでなく、参加してほしいなという希望の祈りのみがあります。テーマも、進行方法も自分流で、悩みます。結果は子供たちが翌年に判定します。今年は去年の実績によつて、47人が他にもいろいろとある中で「昔遊び」を選びました。
あるボランティアの方が言われました。「来年度、参加人数が維持できれば及第ということ。少なくなれば、"よくない"ということ、多くなれば"よかった"ということ。生徒が選択の"自由"をもっている。」
選ばれたもののみが残っていく。世の中の自然の流れを江坂大池小サタデースクールで感じました。(H23.2.20 中川 昌弘)
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