2011年10月3回シリーズで関西大学大阪都市遺産研究センターの諸先生3人の方から吹田の文化遺産―歴史・建物・祭り―をお聞きした。次のように、聞き取り間違いや独断と偏見もあるやもしれませんが、参考情報として下されば幸いです。
① 歴史 実に明快な4区分はつぎのとり。
(A)聖武天皇の後期難波の宮の建立の際、都造営プロジェクトの一環として行基による治水、垂水の布施や(医療・救援施設)が造られたこと。
(B)中世に下り、三国川が整備され、京都とむすばれ京都貴族のウォーターフロントリゾートとなったこと。
(C)江戸時代になると、京都・大阪の中間地帯として川を利用した交通の要衝となったこと。特産品として、小粒のすいたくわいが朝廷にも献上されたこと。
(D)近代にはいり、鉄道が通り貨物車仕分け操作上として日本でも有数の規模て、吹田の良水ではビール工場が出来たこと。この2つが吹田の発展を支えた。後は千里ニュータウンと万博の開催で名実ともに吹田が近代都市となった。
② 建物 明治に入ってドイツの工場を模しれんが作りのビール工場たことができたこと。大阪のベットタウンとして私鉄が千里山まで開通し、往路は人々を大阪へ、昼間の車両の有効利用を考えて、関大が大阪市内から吹田に移動してきたこと。戦後は、千里山に公団による日本発トイレ・風呂付の集合住宅ができたこと。すでに50年たてかえが計画されている。
③ 祭り 都内の主だった神社の祭りが調査されている。伊勢神宮をキーとして、江坂神社・泉殿宮・吉部神社でそれぞれ工夫を凝らした祭りが継続されている。
以上は、小学生むけに副読本として学校に配布され各図書館にもDVDCDとして保存されている。2011年1月15日NPO SELFが 「自然と環境を考えると」としてシンポジゥムがメイシアターで行われ、市民文化部の一員として参加したが、SELFとして世に問うほど、「自然と環境」の研究に成熟しておらず、東北大震災でその情緒的営みも、あっけなくふっとんでしまったと、先輩諸兄を差し置いて自戒している。
本講座は、さすが大学の専門研究員が足と知恵で練りこまれたてつくらたもので十分、次代に納得できるものをあたえてくれたと思う。
(2011.11.3 中川 昌弘)
2011年11月3日木曜日
2011年10月25日火曜日
[エッセー]関西大学講座「アジアの経済・社会と日本」を受講して
2011年9~10月4回シリーズで関西大学経済学部教授・准教授の方々による「アジアの経済・社会と日本」を受講しましたので次のように覚え書きとしました。聞き取り間違いもあるやもしれませんが、参考情報として下されば幸いです。
① ベトナムの縫製業の調査をされたお話として、外資企業が47%をしめ、日系企業のパートナーは品質にうるさく生産面で鍛えられているが、欧米の数でこなす品質に甘く育てられたところは、今日に至って、他産業と労働力獲得競争で困っている。縫製ビジネス100として5程度が加工費としてベトナムにおち、95は素材メーカーや流通・発注元におちる。最近は中国の動向も変化ある模様で、人件費増から、外資系は生産先として政情安定化のきざしあるミャンマー等が検討されはじめているとのこと。
② 中国の状況について ・日本各地で過疎化が進む中、上海近辺では日本人が10-15万人くらいいる ・大卒4-500万人毎年卒業するが、約100万人就職出来ず(日本の場合は毎年大卒の2-30%留年している。)GDP8%成長しないと雇用維持できず・農産戸籍から都市戸籍へ編入できない(学校等インフラ追いつかないため)低賃金労働力は農村の出稼ぎ労働にたよっているが、じりじり賃金があがっている ・土地は国家のもの、借地権のみあり(道路を簡単に造れ、多車線として都市間を結ぶことができる)・社会保障制度未整備・未冨先老 先富論の見直し(豊かにならない間に老いていく)・鉄鋼生産世界の40% ・自動車生産 世界一の1500万台/年(日本500万台弱)但し上位10社中7社まで外資系 ・2007年中国企業ベスト50社中民営・外資各1社(48社国営) ・外資系50万社(内3.5万社日本出資)
③ この20年日本の来た道 ・グローバル化は先進国の事情でおこなってきた ・お金は儲かるところへ集まってくる ・比喩的にいえば困った人を陸から助けていた時代より、国家が海となりどっぷり浸かって人を助けようとしている(国が借金を繰り返し景気浮揚しょうとしてきた。GDP2倍の国債の発行残となっている) ・アメリカ・EUにしても、日本のきた道を世界が歩み始めた ・システムを変えねばなラない時期となっている
④ アセアン+3(中国、韓国、日本)13国で東アジア経済圏を2015年までに作ろうという、中国・韓国の動きと、オーストラリア・ニュージーランドを加えていこうとする日本と意見が分かれている。TPPは日本の路線を環太平洋とするか、しないかの分かれ目と考えてよい。鳩山・小沢ラインが東アジア共同体構想で菅・野田ラインが環太平洋へむかつているのではないか。
深刻な国内事情をかかえて経済運営を迫られているアジアの中の日本、どこにいくのだろうか。答えは見えてこない。日本丸の進路にさらに波風が高くなるようだ。
(2011.10.25 中川 昌弘)
① ベトナムの縫製業の調査をされたお話として、外資企業が47%をしめ、日系企業のパートナーは品質にうるさく生産面で鍛えられているが、欧米の数でこなす品質に甘く育てられたところは、今日に至って、他産業と労働力獲得競争で困っている。縫製ビジネス100として5程度が加工費としてベトナムにおち、95は素材メーカーや流通・発注元におちる。最近は中国の動向も変化ある模様で、人件費増から、外資系は生産先として政情安定化のきざしあるミャンマー等が検討されはじめているとのこと。
② 中国の状況について ・日本各地で過疎化が進む中、上海近辺では日本人が10-15万人くらいいる ・大卒4-500万人毎年卒業するが、約100万人就職出来ず(日本の場合は毎年大卒の2-30%留年している。)GDP8%成長しないと雇用維持できず・農産戸籍から都市戸籍へ編入できない(学校等インフラ追いつかないため)低賃金労働力は農村の出稼ぎ労働にたよっているが、じりじり賃金があがっている ・土地は国家のもの、借地権のみあり(道路を簡単に造れ、多車線として都市間を結ぶことができる)・社会保障制度未整備・未冨先老 先富論の見直し(豊かにならない間に老いていく)・鉄鋼生産世界の40% ・自動車生産 世界一の1500万台/年(日本500万台弱)但し上位10社中7社まで外資系 ・2007年中国企業ベスト50社中民営・外資各1社(48社国営) ・外資系50万社(内3.5万社日本出資)
③ この20年日本の来た道 ・グローバル化は先進国の事情でおこなってきた ・お金は儲かるところへ集まってくる ・比喩的にいえば困った人を陸から助けていた時代より、国家が海となりどっぷり浸かって人を助けようとしている(国が借金を繰り返し景気浮揚しょうとしてきた。GDP2倍の国債の発行残となっている) ・アメリカ・EUにしても、日本のきた道を世界が歩み始めた ・システムを変えねばなラない時期となっている
④ アセアン+3(中国、韓国、日本)13国で東アジア経済圏を2015年までに作ろうという、中国・韓国の動きと、オーストラリア・ニュージーランドを加えていこうとする日本と意見が分かれている。TPPは日本の路線を環太平洋とするか、しないかの分かれ目と考えてよい。鳩山・小沢ラインが東アジア共同体構想で菅・野田ラインが環太平洋へむかつているのではないか。
深刻な国内事情をかかえて経済運営を迫られているアジアの中の日本、どこにいくのだろうか。答えは見えてこない。日本丸の進路にさらに波風が高くなるようだ。
(2011.10.25 中川 昌弘)
2011年10月10日月曜日
[エッセー]ドイツをかいまみて思うこと
この3ケ月ほど、ドイツを勉強しました。
ドイツは約200年前まで300の領邦国家等に分かれ、有力な7人程度の選定候で多数決で神聖ローマ帝国皇帝を選び、分権割拠しナていましたが、ナポレオンの進攻により、39の国に整理され、プロイセンのビスマルク等の活躍で140年前にドイツ帝国となりドイツが統一されました。その後、2つの世界大戦の引き金を引き、62年前に東・西ドイツとなり、21年前に統一ドイツとなりました。
第2次大戦以降、フランスと協力し、EU設立の中核として、国土35万km2(EU中4位)人口8209万人(1999年)GDP2兆ユーロ(EU15の25%)EU予算拠出(同19.6% 参考仏=17.6%英=11.9%ギリシャ=2%)また環境先進国として2002年に2022年には原発(現17基稼動)を0に、再生可能エネルギー35%(現在17%)にと打ち出しています。
① 政治面 明治時代、大久保利通は遣欧使節団を派遣した際、ドイツのビスマルクの官僚制を学ぶべきものとして、今日の日本の国の元となる官僚制を築きました。明治以降の富国強兵策を推進した日本はドイツがこの意味で発展の起因となっております。
官僚制のもとはドイツにあります。(官僚制をチェックして行き過ぎを是正する装置がなく、官僚制の問題が今日に至っています。)
② 芸術面 音楽はバロック時代(1600-1750年)バッハ、古典派時代(1750-1900年)オーストリアのハイドン・モーツアルト、ベートーベン、楽劇のワーグナー(ザクセン王フリードリッヒ2世が17年かけてノイシュバンシュタイン城を創りワーグナーの楽劇の壁画でかざり、バイロイトには歌劇場をつくり今日もワーグナーが年一回上演され、数年間予約でうまっています。フリードリッヒ2世は精神病で後に退位)他が活躍しました。これは当時39~300もの領国に分かれ、寺院もふくめて、有力な楽団を擁していた社会背景もあったでしょう。今日、CDとして手軽に楽しめているのは当時の作曲者の苦労を思うと、あり難いことです。詩ではH・ハイネ(ローレライの作詞でも有名)、H・ヘッセが生と死をテーマとし、小説ではトーマス・マン(療養生活者の真剣に生死愛を探求する「魔の山」)、ゲーテ(悪魔に精神を売ってギリシャ神話のヘレンにも恋する「ファウスト」60年にわたり創作した)が真面目に人生と向き合うことを語っています。(尚、ドイツの領域は変転して現在に至っていますが、オーストリアについては中世はドイツの領域でした)
芸術遺産、とくにクラシック音楽が世界の人々を楽しませています。
③ ドイツと日本 以前から知っていたことですが、ベルツ他が明治時代初めに来日し、後の東大の医学部となる先駆をなした医学での貢献があった、カルテにドイツ語習慣があるのはそのためでしょうか。草津温泉もドイツのバーデンバーデンの温泉を日本にもと、ベルツが開発に関与したと記憶しています。1940年のヒトラーと松岡外相が握手した日独伊三国同盟は、にがい過去でした。ともに壊滅的な敗北におわりましたが、ともに勤勉さと真面目さと清潔さと地道な努力で立ち直りました。
どこか似ていると感じるドイツと日本ですが、ともに正念場の時を迎えているようです。
現在債務過多をかかえるギリシャ他の国をかかえるEUを、当初の理想に向けてドイツに頑張ってほしいと思います。また東アジアでは、興隆するGDP1位の中国の背を見ながら、震災復興と超円高で苦しむわが国は、膨大な国債発行残高をかかえ産業空洞化するままに進むと危うく、今後10年20年先を見据えた、財政再建プラス日本再建ビジョンが必要とされています。ドイツのことを勉強してそう思いました。(2011.10.10 中川 昌弘)
ドイツは約200年前まで300の領邦国家等に分かれ、有力な7人程度の選定候で多数決で神聖ローマ帝国皇帝を選び、分権割拠しナていましたが、ナポレオンの進攻により、39の国に整理され、プロイセンのビスマルク等の活躍で140年前にドイツ帝国となりドイツが統一されました。その後、2つの世界大戦の引き金を引き、62年前に東・西ドイツとなり、21年前に統一ドイツとなりました。
第2次大戦以降、フランスと協力し、EU設立の中核として、国土35万km2(EU中4位)人口8209万人(1999年)GDP2兆ユーロ(EU15の25%)EU予算拠出(同19.6% 参考仏=17.6%英=11.9%ギリシャ=2%)また環境先進国として2002年に2022年には原発(現17基稼動)を0に、再生可能エネルギー35%(現在17%)にと打ち出しています。
① 政治面 明治時代、大久保利通は遣欧使節団を派遣した際、ドイツのビスマルクの官僚制を学ぶべきものとして、今日の日本の国の元となる官僚制を築きました。明治以降の富国強兵策を推進した日本はドイツがこの意味で発展の起因となっております。
官僚制のもとはドイツにあります。(官僚制をチェックして行き過ぎを是正する装置がなく、官僚制の問題が今日に至っています。)
② 芸術面 音楽はバロック時代(1600-1750年)バッハ、古典派時代(1750-1900年)オーストリアのハイドン・モーツアルト、ベートーベン、楽劇のワーグナー(ザクセン王フリードリッヒ2世が17年かけてノイシュバンシュタイン城を創りワーグナーの楽劇の壁画でかざり、バイロイトには歌劇場をつくり今日もワーグナーが年一回上演され、数年間予約でうまっています。フリードリッヒ2世は精神病で後に退位)他が活躍しました。これは当時39~300もの領国に分かれ、寺院もふくめて、有力な楽団を擁していた社会背景もあったでしょう。今日、CDとして手軽に楽しめているのは当時の作曲者の苦労を思うと、あり難いことです。詩ではH・ハイネ(ローレライの作詞でも有名)、H・ヘッセが生と死をテーマとし、小説ではトーマス・マン(療養生活者の真剣に生死愛を探求する「魔の山」)、ゲーテ(悪魔に精神を売ってギリシャ神話のヘレンにも恋する「ファウスト」60年にわたり創作した)が真面目に人生と向き合うことを語っています。(尚、ドイツの領域は変転して現在に至っていますが、オーストリアについては中世はドイツの領域でした)
芸術遺産、とくにクラシック音楽が世界の人々を楽しませています。
③ ドイツと日本 以前から知っていたことですが、ベルツ他が明治時代初めに来日し、後の東大の医学部となる先駆をなした医学での貢献があった、カルテにドイツ語習慣があるのはそのためでしょうか。草津温泉もドイツのバーデンバーデンの温泉を日本にもと、ベルツが開発に関与したと記憶しています。1940年のヒトラーと松岡外相が握手した日独伊三国同盟は、にがい過去でした。ともに壊滅的な敗北におわりましたが、ともに勤勉さと真面目さと清潔さと地道な努力で立ち直りました。
どこか似ていると感じるドイツと日本ですが、ともに正念場の時を迎えているようです。
現在債務過多をかかえるギリシャ他の国をかかえるEUを、当初の理想に向けてドイツに頑張ってほしいと思います。また東アジアでは、興隆するGDP1位の中国の背を見ながら、震災復興と超円高で苦しむわが国は、膨大な国債発行残高をかかえ産業空洞化するままに進むと危うく、今後10年20年先を見据えた、財政再建プラス日本再建ビジョンが必要とされています。ドイツのことを勉強してそう思いました。(2011.10.10 中川 昌弘)
2011年9月27日火曜日
[Let’s Watch Movies]映画「ミケランジェロの暗号」を観て
ウォルフガング・ムルンベルガー監督「ミケランジェロの暗号」(2010年オーストリア映画)は、第2次世界大戦の際、ユダヤ人画商一族カウフマン一家が、密かに保存するミケランジェロの素描画をめぐって、ナチの争奪に対する、抵抗の物語。別に読んでいた、エクトール・フランシアーノ著「ナチの絵画略奪作戦」(ヒトラー、NO2のゲーリングは名画をこよなく好んでいた。ヒトラーはユダヤ人画商からアーリア人のかいた名画を収奪して、オーストリアのリンツに美術館を建ているつもりだった。現在も略奪したナチの絵画が、モドリ手を失った名画がルーブル・エルミタージュ他に保存され、一般の閲覧に供されている。)も背景を知る上で有益だった。
この作品の見所を3点まとめてみました。
① 戦前(不穏なユダヤ人に対する風当たり)戦中(一挙に、ユダヤ人が追い詰められて
収容所へ移送される危機が生まれる)戦後(アメリカ軍が進駐する)と画商をとりまく世界が変転していく。
② 主題は、ナチスがムッソリーニに協力関係を強めるため、カウフマン一家のもつ、ミケランジェロのデッサン画を獲得して、提供し有利に同盟関係を展開しょうとすること。そこのところがアーリア系の一家の使用人が、からみ、カウフマンの1人息子との熾烈な知恵を尽くした対決が面白い。
③ ユダヤ人をものともしない人種観や、ナチの軍部にあることなかれ主義や独裁者の「ミケランジェロ獲得」の絶対命令の中で性切羽詰った軍部の対応等々、手に汗握る展開がある。戦後のあっけらかんとした変転も、「戦争は何だったのか」と思わせてくれる。
娯楽大作でした。シネリーブル梅田で公開中です。(☆☆☆☆)(‘11.9.27 中川 昌弘)
この作品の見所を3点まとめてみました。
① 戦前(不穏なユダヤ人に対する風当たり)戦中(一挙に、ユダヤ人が追い詰められて
収容所へ移送される危機が生まれる)戦後(アメリカ軍が進駐する)と画商をとりまく世界が変転していく。
② 主題は、ナチスがムッソリーニに協力関係を強めるため、カウフマン一家のもつ、ミケランジェロのデッサン画を獲得して、提供し有利に同盟関係を展開しょうとすること。そこのところがアーリア系の一家の使用人が、からみ、カウフマンの1人息子との熾烈な知恵を尽くした対決が面白い。
③ ユダヤ人をものともしない人種観や、ナチの軍部にあることなかれ主義や独裁者の「ミケランジェロ獲得」の絶対命令の中で性切羽詰った軍部の対応等々、手に汗握る展開がある。戦後のあっけらかんとした変転も、「戦争は何だったのか」と思わせてくれる。
娯楽大作でした。シネリーブル梅田で公開中です。(☆☆☆☆)(‘11.9.27 中川 昌弘)
2011年9月5日月曜日
[エッセー]贔屓(ひいき)
「人生を豊かにするのに贔屓をもつことがある。」そんな主旨のことを谷沢永一「人間通」に書かれていた。
私の場合、プロ野球は「日本ハムファイタース」、クラシック音楽は「モーツアルト」
9月4日「日本ハムファイタース」対「オリックスバッファローズ」を京セラドームに見に行った。結果は3-5で日本ハムファイタースが敗れた。最近の球場の変容に驚いた。電光表示で、バッターの経歴が出る。これを見ていると、カーンと音がして打球のいくえを見失う。TVでは、点の観戦だが、左右上下奥行きと立体感があった。シーズン最後まで残り1ケ月、楽天とオリックスの3位争いが熾烈。2位の日本ハムは、優勝目指して、首位ソフトバンクに、挑戦していく。おもしろい9-10月だ。
クラシックは。いろいろと聞く中で、「モーツアルト」。気楽なようで、深い。理屈ではない。こころが充たされる。
「「贔屓」は、自分との約束で、将来かえてもよい。人生を豊かにしてくれるなら、しばられることはない。」と谷沢永一はそのような主旨をいっておられる。だが、当分の間、これらの贔屓はかわらないだろう。(2011年9月5日 中川 昌弘)
2011年8月16日火曜日
[エッセー]韓日歴史大河ドラマ「トンイ」vs「江」楽しみ比較考
2011年度韓日歴史大河ドラマの「トンイ」と「江」、毎週楽しませていただいています。簡単に楽しみ方を比較してみましょう、
「トンイ」(BSプレミアム毎日曜21-22時)奴婢であったトンイ(ハン・ヒョジュ)が、周囲のひきで宮廷にあがり、幾多の艱難辛苦の後、遂には王の側室となり、世継ぎを生む物語。監督は、「チャングムの誓い」「イ・サン」のイ・ビョンフン監督。「トンイ」の製作裏話をみて知ったが、脚本が女性の脚本家から毎回、週初めに到着する。キャストたちが読み合わせの後、撮影に入り、深夜から徹夜となることも。夜のシーンでは、明け方に近い深夜では?と思ったりする。
<朝鮮王朝のセット>別に作られたセットを使っているので臨場感がある。
<当時の町並み>セットでつくられており、内容により改良セットとする。
<涙、真正面に対する人と人>毎回、涙のみない回はない程、登場人物は涙を流す。人と人が向き合い、愛憎が表現される。これは韓国ドラマのすばらしい点だ。
<ストーリー>過去見た韓国歴史ドラマのいろんなエッセンスが、技巧をこらしてはまりこんでいる。例えば、漢方薬・・・組み合わせで毒にも薬にもなる・・・ひょうきんものを登場させ、見るものにほっとさせ笑わせるなど。
8月14日現在、全60回の19回を終え、1/3のところにきた。はらはらさせられるとわかっても、毎回、引き込まれる。
「江」(NHKTV毎日曜20時-20:45)織田信長の妹、お市の方と浅井長政との子、3人姉妹(茶々・初・江)の江を軸として、物語が展開されている。原作・脚本は田渕久美子。
<セット>当時の城内でない雰囲気ではあるが、庭、畳の部屋、回廊と苦心のつくり。
CGで当時の城を遠景で映し、天守閣近辺に小さな鳥が飛んでいることを観る。
<涙、ストーリーとしての重視するコト>江(ごう)(上野樹里)は豊臣秀吉の命で3度、政略結婚させられる。気性の強い女性として描かれているが、運命の厳しさに時に涙する。韓国ドラマほどの涙は観ない。どちらかといえば描かれるのは歴史的コトの世界が多い。
8月14日現在、31回済み、秀吉がなくなった。徳川の天下へどのように移行するか、゛歴史的事実はみんなが知っているところ。その中で、茶々と江と初の葛藤がみものです。
<江の関連土地紀行>韓国ドラマにはない、関連土地に親近感を覚える。
韓日両国の歴史・民族風土より、少しづつ趣が違い、韓国はエンターティメントに仕上げ、日本はエンタメ+教育的国民的番組に仕上げようとしている。いずれにしても、週1日、楽しみを与えてくれています。関係者に感謝です。(2011年8月16日 中川 昌弘)
「トンイ」(BSプレミアム毎日曜21-22時)奴婢であったトンイ(ハン・ヒョジュ)が、周囲のひきで宮廷にあがり、幾多の艱難辛苦の後、遂には王の側室となり、世継ぎを生む物語。監督は、「チャングムの誓い」「イ・サン」のイ・ビョンフン監督。「トンイ」の製作裏話をみて知ったが、脚本が女性の脚本家から毎回、週初めに到着する。キャストたちが読み合わせの後、撮影に入り、深夜から徹夜となることも。夜のシーンでは、明け方に近い深夜では?と思ったりする。
<朝鮮王朝のセット>別に作られたセットを使っているので臨場感がある。
<当時の町並み>セットでつくられており、内容により改良セットとする。
<涙、真正面に対する人と人>毎回、涙のみない回はない程、登場人物は涙を流す。人と人が向き合い、愛憎が表現される。これは韓国ドラマのすばらしい点だ。
<ストーリー>過去見た韓国歴史ドラマのいろんなエッセンスが、技巧をこらしてはまりこんでいる。例えば、漢方薬・・・組み合わせで毒にも薬にもなる・・・ひょうきんものを登場させ、見るものにほっとさせ笑わせるなど。
8月14日現在、全60回の19回を終え、1/3のところにきた。はらはらさせられるとわかっても、毎回、引き込まれる。
「江」(NHKTV毎日曜20時-20:45)織田信長の妹、お市の方と浅井長政との子、3人姉妹(茶々・初・江)の江を軸として、物語が展開されている。原作・脚本は田渕久美子。
<セット>当時の城内でない雰囲気ではあるが、庭、畳の部屋、回廊と苦心のつくり。
CGで当時の城を遠景で映し、天守閣近辺に小さな鳥が飛んでいることを観る。
<涙、ストーリーとしての重視するコト>江(ごう)(上野樹里)は豊臣秀吉の命で3度、政略結婚させられる。気性の強い女性として描かれているが、運命の厳しさに時に涙する。韓国ドラマほどの涙は観ない。どちらかといえば描かれるのは歴史的コトの世界が多い。
8月14日現在、31回済み、秀吉がなくなった。徳川の天下へどのように移行するか、゛歴史的事実はみんなが知っているところ。その中で、茶々と江と初の葛藤がみものです。
<江の関連土地紀行>韓国ドラマにはない、関連土地に親近感を覚える。
韓日両国の歴史・民族風土より、少しづつ趣が違い、韓国はエンターティメントに仕上げ、日本はエンタメ+教育的国民的番組に仕上げようとしている。いずれにしても、週1日、楽しみを与えてくれています。関係者に感謝です。(2011年8月16日 中川 昌弘)
2011年8月6日土曜日
[本棚から]「若きウェルテルの悩み」 ゲーテ 秋山六郎兵衛訳
ゲーテ(1749-1832)ドイツの生んだ文学の巨匠。若い頃の自身の経験を踏まえての作品。
(主な登場人物)
ウェルテル ロッテに純愛をささげた青年主人公。
ロツテ 亡き母に代わり、弟や妹の面倒をみる。いいなづけのアルベルトの妻として生きるが、ウェルテルの熱情にゆれる女性。
アルベルト 慎重・堅実・実直。ウェルテルの友情をうけるが、ロッテがウェルテルに心を動かされるのをみて、心おだやかでない。
(構成)
ウェルテルが友人にあてた書簡集として小説が構成される。
(結末)
ウェルテルはこの世で、結実できない愛に悩み、自死を選ぶ。
人生の中で、できれば若い頃に一度は読みたい書です。ウェルテルの心情も 一度は各人それぞれに経験したいものです。
かのナポレオンも読んだようで、ナポレオンがドイツに軍を動かした際、ゲーテとあい、見た瞬間、「ウーン、人物だ」といわしめた。続いてゲーテ「ファウスト」を読んでいます。(2011.8.6 中川 昌弘)
(主な登場人物)
ウェルテル ロッテに純愛をささげた青年主人公。
ロツテ 亡き母に代わり、弟や妹の面倒をみる。いいなづけのアルベルトの妻として生きるが、ウェルテルの熱情にゆれる女性。
アルベルト 慎重・堅実・実直。ウェルテルの友情をうけるが、ロッテがウェルテルに心を動かされるのをみて、心おだやかでない。
(構成)
ウェルテルが友人にあてた書簡集として小説が構成される。
(結末)
ウェルテルはこの世で、結実できない愛に悩み、自死を選ぶ。
人生の中で、できれば若い頃に一度は読みたい書です。ウェルテルの心情も 一度は各人それぞれに経験したいものです。
かのナポレオンも読んだようで、ナポレオンがドイツに軍を動かした際、ゲーテとあい、見た瞬間、「ウーン、人物だ」といわしめた。続いてゲーテ「ファウスト」を読んでいます。(2011.8.6 中川 昌弘)
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