先日、押井 守監督の「スカイ・クロラ」を梅田ブルグでみました。森博嗣原作で、アニメ映画でした。昨日の新聞によると、ベニス国際映画祭に出品されているとのこと。
死なない若者が主人公。現場は、ショーとビジネスとなった空戦の舞台。「生きる」とはを映画は問いかけてくる。同じことを繰り返すが風景は異なるという人生、どこにでもある現実だ。それをメランコリックなアニメの主人公が演じている。愛して、憎んで、また愛して生きていく。その人生を観客に静かに問いかける。観終わって、アニメという創作を超えた声がささやいてくる。「生きるってどういうことなのだ」と。アニメの画像も似たものが時間をおいて、どこか少し違えて現れてくる。やたらにタバコをふかす若者の不安な心中がタバコを吸うという行為に現れている。THINKINGを残す不思議な映画だ。ベニス映画祭での幸運を祈りたい。(WELL BE)
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