2009年1月16日金曜日

映画「禅」を観ました。

 高橋 伴明監督 中村勘太郎主演 「禅」を先日みました。平日にかかわらず、年配者中心でしたが、大入りでびっくりしました。

 真面目な映画でした。道元禅師が宋にわたったシーンでは、中国語による会話にはびっくりしました。俳優諸氏がよく中国語をマスターされ、現地ロケで臨場感がありました。道元が宋に渡った後、京都での布教活動、永平寺を開山し、教団を作り、道元禅師の死ぬまでを描く。このような真摯な映画づくりが日本人によって認められ、多くの観客を動員して成功を収めれば、日本も捨てたものでないと思っています。

映画のHPより「八大人覚」を引用しました。参考としたいです。

少欲(しょうよく)
一、あまり高い目標を追い求めすぎると、破滅する。

知足(ちそく)
二、欲をいい張ったらキリがない。限度を知る。

楽寂静(ぎょうじゃくじょう)
三、のどかで美しい景色眺めると、心が澄む。

勤精進(ごんしょうじん)
四、やりたいことを一つにしぼり、無駄を省く。

不忘念(ふもうねん)
五、心が修まっていれば、人目は気にならない。

修禅定(しゅぜんじょう)
六、うまく事が運ばなかったら、一歩退いて見る。

修智恵(しゅちえ)
七、前向きの話を聞いていれば、混乱しない。

不戯論(ふけろん)
八、無益な口論ほど、社会を乱すものはない。(WELL BE)

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